Winny(ウィニー)を規制するISPは、Winnyトラフィック中の無駄割合を調査するべき?

いつもはとても参考になる意見を述べている高木浩光氏が変な意見を述べていた。

Winnyを規制するISPは、Winnyトラフィック中の無駄割合を調査するべき

winnyトラフィックが無駄だというならgoogleトラフィックはもっと無駄使いされているだろうし、Amazonや動画配信サービス、最近の無駄にでかいFlash等、「全体のトラフィック制御をせず、最大限使い尽くし、基幹ネットワークのボトルネックによって結果的にトラフィック制御されるという、傍若無人なソフトウェア」はいくらでもあると思う。

「匿名でない人によって配布され、用途が革命を起こすようなものでもないならば」と注釈を付けているあたりがちょっとずるい。

消費者側も、ISP側が定額でブロードバンドが使えますよと宣伝しているのだから、帯域を出来るだけ使おうとするのが当たり前ではないか。それをwinnyは帯域を無駄遣いするからといって規制するのはおかしな気がする。

どうも高木氏の頭の中にはインターネットが公共の物であるという(古い)意識があるように思えるのだがどうだろうか。

と書いておきながらトラックバックはしないのさ。(笑)