小学館の伝記が変

小学館から学習まんが人物館というシリーズで伝記が出ているのだが、なんか変だったので、つい読んでしまった。

ラインナップが変なら、内容も変だ。

ダイアナ―恵まれない人びとに手をさしのべたプリンセス

ダイアナ?あの飲酒運転で死んじゃったダイアナ妃?

ダンダダンダダン、ダンダダンダダン、ダイアナ妃~♪のダイアナ妃?

そりゃ良いこともしてるけど、後世に伝えたい様な人物でもねえだろ。

マリー・アントワネット―革命の犠牲になったフランス最後の王妃

あの「パンが無ければお菓子を食べればいい」の人ですよ?(実際は言ってないそうだが。)

なんか革命が悪みたいに描かれてるし、浪費癖の事は無視して悲劇のヒロインみたいに描かれてるよ。ベルサイユのバラか?これは。

手塚治虫―21世紀をデザインしたまんが家

マンガ描いてるの藤子・F・不二雄なのに、ラインナップに藤子・F・不二雄自身が入ってる不思議。つか内容まんま「まんが道」デスよ?

松井秀喜―日本を飛び出しメジャー・リーグで大活躍する野球選手

まて、まだ生きてるし!伝記にするの早すぎ!

エリザベス女王―イギリスのはん栄をきずいた大女王

こいつも生きてるよ!と思ったら1世の話だ。

陰謀の渦巻く中をくぐり抜けて女王になって君臨しましたみたいな話なんだが、子供に読ませる話じゃねえ。

ベートーベン―生きる喜びと情熱を作曲した大音楽家

ほー、こんなハンサム君なのか。ってベートーベンってブサイクとしても有名ですよ?歴史ねじ曲げていいのか。

政治家、武将、科学者、まんが家など、知っておきたい日本と世界の人物をまんがと解説で紹介」って、なんか伝記の人物選ぶ基準が適当すぎ。

小学館は何を後世に伝えたいんだ。